実現価格
損益 / 実現指標 · CoinBoss指標センター
Loading…
Source: blockchain.info on-chain statistics, refreshed every 12 hours.
実現価格:ネットワーク全体の平均取得コストライン
実現価格(Realized Price)= Realized Cap ÷ 流通供給量。Realized Cap は2018年に Coin Metrics の Nic Carter と Antoine Le Calvez が提唱したもので(当初の動機は長期間失われたコインの重みを割り引くことだった)、各コインを最後にオンチェーンで動いた時点の価格で評価する。これを供給量で割ると「全保有者の平均取得コスト」が得られる——オンチェーン分析における最も基礎的な参照ラインであり、MVRV も NUPL もここから派生している。
価格とコストラインの歴史的な関係
公開チャートで検証可能な事実として、現物価格が実現価格を下回る局面は極めて稀で、いずれもベア相場の終盤に限られている——2015年初頭、2018年11月から2019年4月、2020年3月、そして2022年6月から2023年初頭である。割り込みはネットワーク平均で含み損の状態を意味し、歴史上そのすべてがサイクル底の領域に対応してきた。逆に、ブル相場で価格がこのラインからどれだけ上方に乖離しているか(それがまさに MVRV である)は、過熱度を測る物差しとなる。
算出方法の細かな注意
解釈に影響する点が2つある。第一に、失われた古いコインは十数年前の価格のまま永久に計算に残り、平均を押し下げる——実際にアクティブな保有者の取得コストはこのラインより上にある。第二に、取引所内部でのコインの移転はオンチェーンに記録されないため、コストベースの更新は実際の換手より遅れる。したがってこれは「桁として正しい」コストの近似であり、正確な会計上のコストではない。派生版の LTH/STH 実現価格は、ベテランと新規参入者それぞれのコストラインをより細かい粒度で示してくれる。
Beyond on-chain P&L, gauge market stress with live liquidations and the Fear & Greed Index.