純実現損益

損益 / 実現指標 · CoinBoss指標センター

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Source: blockchain.info on-chain statistics, refreshed every 12 hours.

日々実際に確定された損益の純額

純実現損益(Net Realized Profit/Loss)は、その日にオンチェーンで使用されたすべてのコインについて「売却価格 − 取得価格」(当該 UTXO の消費時の価値から生成時の価値を引いた差)を合計したもので、単日の純確定損益をドル建てで示す。SOPR の絶対額バージョンにあたる——SOPR が平均の損益比率を教えてくれるのに対し、この指標は実際にいくらのドルの利益または損失が確定されたかの総額を教えてくれる。

読み取り方

大きなプラスの値が持続する局面は、大規模な利益確定が進んでいることを示す。ブル相場の主上昇局面では常態だが、確定規模が歴史的極値に接近する場合(2021年や2024〜2025年の高値付近など)は警戒に値する——確定された売りと同規模の新規需要が吸収しなければ価格は支えられないからだ。一方、深いマイナスのスパイクはパニック的な損切りの直接的な証拠であり、2020年3月、2022年6月と11月(Luna・FTX 事件)はいずれも象徴的な損失確定スパイクを残し、事後的に見ればすべて底値圏だった。

含み損益系の指標との組み合わせ

NUPL が測るのは帳簿上の損益——いわば位置エネルギーであり、この指標が測るのはその解放である。ポテンシャルが高くてもすぐに解放されるとは限らないが、解放されるときは必ずここに痕跡が残る。「NUPL が高水準+純確定利益が拡大し続ける」という組み合わせは、どちらか単独よりも天井の特徴に近い。注意点は SOPR と同じで、自己送金や取引所のウォレット整理が見かけ上の「確定」を作り出すこと、また絶対額は市場規模に比例するため、サイクルをまたいだ比較には時価総額で正規化したバージョンを見るのが望ましい。
Beyond on-chain P&L, gauge market stress with live liquidations and the Fear & Greed Index.