ハッシュリボン指標

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Source: blockchain.info on-chain statistics, refreshed every 12 hours.

Hash Ribbons は誰が考案したのか

Hash Ribbons は、Capriole Investments 創業者の Charles Edwards が2019年8月の記事「Hash Ribbons & Bitcoin Bottoms」で発表した(初出は Medium、現在は capriole.com に掲載)。核心となる洞察はこうだ:マイナーはネットワークの中で最もコスト圧力が透明な参加者である。ハッシュレートの成長がマイナスに転じるとき——マイナーが稼働停止を強いられ「投降(キャピチュレーション)」するとき——歴史的に価格は底の近くにあることが多く、ハッシュレートが再び成長を始める瞬間は、リスクリワードの観点で最良のエントリーポイントの一つとなってきた。

定義とシグナルのルール

本チャートはオリジナルの定義どおり2本のラインを描いている:ハッシュレートの30日単純移動平均(緑)と60日単純移動平均(赤)である。30日線が60日線を下抜け=マイナー投降の開始(ハッシュレートが収縮中)、30日線が60日線を再び上抜け=投降の終了とハッシュレート成長の回復。Edwards の完全な買いシグナルはさらに、価格モメンタムのプラス転換(価格の10日移動平均が20日移動平均を上抜け)を確認として待つ。彼の集計によれば、マイナー投降は平均でおよそ年に1回発生しており、半減期がよくある引き金の一つとなっている。

実績と既知の失敗例

Edwards が原記事とその後の更新で示したバックテストは、2011年以降の主要な底(2015年、2016年、2019年、2020年3月など)をカバーしており、シグナル確認後の歴史的リターンは顕著だった。だが彼自身が失敗例も明記している:2015年にはシグナル後に約42%下落した「悪い買い場」が一度あり、2019年、2021年、2022年にも同様の早すぎるシグナルがあった。考案者自身の対処法は、価格トレンドフィルター(例:50日/200日移動平均)を重ねることであり、これを単独の底値買いボタンとして扱ってはならない。

限界

ハッシュレートはブロック生成時間から逆算した推定値であり、30日/60日移動平均で平滑化してもなお、極端なイベント——2021年の中国のマイニング禁止令や大規模停電など——は「経済的な投降」とは無関係なクロスシグナルを生み出しうる。また ASIC のエネルギー効率における世代的な飛躍も、ハッシュレートの変動をマイナーの財務ストレスから切り離してしまう。Hash Ribbons が読み取るのはマイニングという供給サイドのストレスサイクルのみであり、需要サイド(誰がコインを買っているか)にはまったく感知しない——オンチェーンの需要系指標と組み合わせて使うのが堅実である。
Beyond network data, see the broader market via total crypto market cap and BTC liquidations.