NUPL 純未実現損益
強気弱気サイクル / 天井・底値 · CoinBoss指標センター
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Source: blockchain.info on-chain statistics, refreshed every 12 hours.
NUPLの由来
NUPL(Net Unrealized Profit/Loss、純未実現損益)は、Tuur Demeester、Tamás Blummer、Michiel Lescrauwaetによる2019年のAdamant Capitalレポート "A Primer on Bitcoin Investor Sentiment and Changes in Saving Behaviour" に由来し、当時はRelative Unrealized Profit/Lossと呼ばれていました。計算式は(市場時価総額 − 実現時価総額(Realized Cap))÷ 市場時価総額で、ネットワーク全体の含み益の純額が時価総額に占める割合を示します。数学的にはMVRVの別表現(NUPL = 1 − 1/MVRV)ですが、値が−1から1の範囲に収まるため、センチメントの帯域分けに適しています。
5つのセンチメントゾーン
一般的な帯域分け(AdamantのフレームワークをGlassnodeが実装したもの)は次のとおりです。0未満はキャピチュレーション(投げ売り)で、ネットワーク全体が純額で含み損の状態。0〜0.25は希望/恐怖、0.25〜0.5は楽観/不安、0.5〜0.75は確信/否認、0.75超は陶酔/強欲です。2013年・2017年・2021年の天井はいずれも陶酔帯に到達または接近し、一方でマイナス圏に沈んだ局面——2015年、2018年末、2020年3月、2022年末——は、いずれも後から振り返るとサイクル規模の底値圏であったことが確認されています。
実際に測っているもの:群衆の含み損益
NUPLが高いときは、供給量の大半が大きな含み益を抱えている状態です。誰もが利益を抱えており、数値が上がるほど売りたくなる誘惑は強まります。NUPLがマイナスに転じると、市場全体の平均取得コストが現物価格を上回り、損失を確定してでも売ろうとする限界的な売り手の層は縮小し続けます。この指標は反転のタイミングを当てるものではなく、売り圧力の潜在エネルギーを測るものです。
限界
NUPLは実現時価総額の欠陥をそのまま受け継ぎます。大昔の価格で評価される消失コインは実際の含み益を過大に見せ、取引所やカストディでのコインの移動は取得コストの計算を歪めます。ゾーンのしきい値は経験則であって法則ではなく、MVRVと同様、市場の成熟につれてピーク値はサイクルごとに切り下がってきました。サイクル上の位置を確認する用途には適していますが、短期的なタイミング判断のツールとしては不向きです。
Beyond cycle positioning, gauge short-term sentiment with market-wide liquidations and BTC liquidation data.